今日用・今日行く(教養・教育)

年を重ねた人に必要なことは、今日、用があること。今日、行くところがあることだと聞いたことがあります。私も、定年となりその歳になりました。仕事に行っているときは、朝、新聞をゆっくり広げて、混んでいないウィークデイに旅行ができ、美術館にもいつでも行けるような生活があこがれであり、渇望していました。

しかし、時間がたっぷりある中にいると、逆に無気力になり、何もしたくなくなりました。人間追い立てられる中でやっと得た時間が珠玉の時間であったことがわかりました。そして、今日、用があること。今日、行くところがあることが大事であることを痛感しています。そこで、少し興味が持てそうなことを、とりあえず始めることで無気力の脱却を図りました。

最初は気分が乗らなかったのですが、1年過ぎたことから少しずつ充実した生活になりつつあります。生活の中で行っていることは、週3日のアルバイト、週2回の病院(内科と整形外科)通い、実家にいる93歳の父のご機嫌伺い、趣味のいけばな・俳句、健康のために始めた太極拳、と結構忙しくなりました。その中で、今週は「三菱一号館美術館」に「画鬼・暁斎展」に行く予定です。

この美術館は三菱が1894年に建設した建物( ジョサイア・コンドル設計)を復元したものです。たっぷりある時間ではなく大切な時間と捉え、暁斎を堪能してきます。定年からの移行が難しいのは男性だと言われていますが、女性でも同じだと思います。また、仕事をしていると、地域の人との関わりが殆どありませんでした。

また、関わり方も下手なことも感じています。これからは、地域の人との関わりも大事にしていきたいと思います。時間に追い立てられて、成果を求められる仕事と違った、余計であると思われるような「おしゃべり」も地域に関わっていくには大切なことだと思っています。生活とは時間という宝物の使い方だと思うこのごろです。ここからご記入ください。

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